資格と学び方

施工管理の資格、どの順で進む? 技士補から1級までの道のり

施工管理技士の資格は、第一次検定(合格で技士補)、第二次検定(合格で技士)の順に進みます。1級と2級があり、どちらから目指すかは人それぞれです。主任技術者・監理技術者との関係も含め、各段階をやさしく整理した入口の記事です。

「施工管理の資格って、どんな順番で進むの?」「技士補とか技士とか、言葉が多くてこんがらがる……」そんなときに読んでほしい、道のりの地図です。

ここでは、全体の流れを順番に短く紹介します。くわしいことは、それぞれの記事に進んでくださいね。

道のりの全体像

道のりの流れ

第一次検定 → 技士補 → 第二次検定 → 技士(1級・2級) → 主任技術者・監理技術者になれる(配置されてはじめて役目につく)

階段をのぼるようなイメージです。1段ずつ見ていきましょう。個人や会社で進み方は変わるので、「何年で」という見通しはここには書きません。

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1段目:第一次検定

最初の目標は、第一次検定です。種目は7つあり、それぞれに1級と2級があります。

第一次検定の年齢の条件は、1級が19歳以上、2級が17歳以上です(年度末の時点・国土交通省の発表)。種目ごとの細かい条件は、試験を行う機関の最新の案内で確かめてください。

令和6年度からの見直しで、見直し後の受検資格は、卒業した学校や学科とは関係のない要件になりました。しくみは技術検定のしくみの記事に、勉強の入口は勉強の始め方の記事にあります。

2段目:技士補

第一次検定に合格すると、「技士補」と名のれます。技士にむかう途中の呼び名です。

1級の技士補(主任技術者の要件がある人に限る)は、監理技術者の職務を補佐する者になれると、国土交通省の資料にあります。くわしくは技士補の記事へ。

3段目:第二次検定

次は第二次検定です。こちらは、一定の実務経験が必要です。必要な年数は種目や級で変わることがあるので、この記事には書きません。最新の案内で確かめましょう。

たとえば1級では、第一次検定に合格したあと、監理技術者補佐として1年以上の実務経験を積むと、1級の第二次検定を受けられる道があると、国土交通省のよくある質問に書かれています。

4段目:技士(2級・1級)

第二次検定に合格すると、「技士」と名のれます。1級と2級のいちばん大きなちがいは、現場での役目です。

  • 1級の技士は、監理技術者または主任技術者になれる
  • 2級の技士は、主任技術者になれる

どちらから目指すかのヒントは、1級と2級の記事にあります。

その先:主任技術者・監理技術者

主任技術者や監理技術者は、工事現場に置かれる「技術上の管理をする人」の呼び名です。資格の名前ではなく、現場での役目の名前です。

建設業法では、工事現場に主任技術者を置くことが決まっています。発注者から直接請け負った特定建設業者が、下請に出す工事の代金の合計が一定の金額以上になる場合は、主任技術者の代わりに監理技術者を置きます(金額は政令で決まっていて、ここでは数字を扱いません)。資格を持っていても、現場に配置されてはじめて役目につきます。なお、主任技術者・監理技術者になれる条件は資格だけとは限りません。この記事では、技術検定を軸に説明しています。しくみは施工管理の仕事の記事で整理しています。

試験の案内と、資格がまだない人へ

試験の案内は、種目ごとに出している機関がちがいます。受ける種目が決まったら、試験の窓口の記事で窓口を確かめてください。日程や受検料は、毎年変わることがあるので、最新の案内で確かめましょう。

資格がなくても始められるかは、求人ごとに確かめます。合格は約束できません。資格がなくても始められる?の記事も、のぞいてみてください。

次の一歩

  1. 気になる種目を1つ決めてみる
  2. 今いる段、これから目指す段を、上の流れで見つける
  3. 気になる段の記事を、1つ開いてみる

道のりは長く見えても、最初は1段目から。迷ったら、このページの下の LINE から気軽にどうぞ!

参考にした資料

  1. 国土交通省「技術検定(技士補・技士・配置との関係)」
  2. 国土交通省「令和6年度以降の技術検定 よくある質問」
  3. 国土交通省 報道発表「技術検定の受検資格の見直し」
  4. 国土交通省「技術検定の受検資格の見直し」
  5. 国土交通省「技術検定の種目と指定試験機関」
  6. e-Gov 法令検索「建設業法」(26条・26条の4)

出典の確認と最終の見直しは運営会社が行っています。