「建設の現場って、男の人ばかりなんでしょ?」。そんなイメージ、ありませんか。
実はその景色、少しずつ変わってきています。国の数字で、いまの現場をのぞいてみましょう。
数字1 建設業で働く女性は、87万人。
建設業で働く人の数は減っているのに、女性は2011年(平成23年)から増える傾向。2024年(令和6年)は87万人でした(厚生労働省の資料・総務省「労働力調査」より)。
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数字2 女性の技術者は、5年で2倍に。
施工管理などをする「技術者」として働く女性は、2014年の1.1万人から、2018年には1.8万人に増えました。2019年11月の数字では2.2万人で、2014年のちょうど2倍です(国土交通省と建設業の団体の行動計画より)。
この数字の読み方
「技術者」には、施工管理だけでなく設計などの人も入っています。施工管理の女性だけの人数ではありません。
「けんせつ小町」って知ってる?
建設業で働く女性には、「けんせつ小町」という愛称があります。日本建設業連合会が2014年10月に公募で決めたもので、応募は2,940件。建設業で働くすべての女性の呼び名です。
現場で働く女性のこと、もっと聞いてみたい人はどうぞ。
国も、現場づくりを応援中。
国と建設業の団体は、2014年から、女性が活躍できるようにする計画をつくってきました。2025年3月の新しい計画では、2029年まで女性の技術者・技能者を毎年増やすことなどを目標にしています。
国が発注する工事の現場では、「快適トイレ」を原則として置くことにしています。国は2016年から、現場に置く快適トイレの標準の仕様も決めています。
2020年の計画には、業界団体の取り組み例として、朝礼への参加を柔軟にしたり、現場への直行・直帰に配慮したりする工夫も挙がっています。
ここも正直に
建設業で働く人のうち、女性の割合は、ほかの産業と比べるとまだ低いです。女性が辞めずに働きつづけられるようにすることも、まだ課題。国の計画にも、そうはっきり書いてあります。
トイレや更衣室も、自治体や民間の工事、小さな現場では、まだ差があるそうです。
増えているのは本当。でも、環境は会社や現場でちがいます。
覚えておきたいこと
気になる会社には、トイレや更衣室、休みの取り方を聞いてみましょう。聞きにくいことは、相談する人に代わりに確かめてもらう手もあります。
次の一歩
迷ったら、まずは話してみてください。